わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

カニやゴカイをとる

野鳥の観察 (4.食べる)

カニやゴカイをとる


視野をさえぎるもののない干潟は鳥たちの採餌や食事の光景を観察するのに適した場所の一つです。
チュウシャクシギは歩いていてカニの巣穴に気付くと、長い嘴を泥の中に差し込んでカニを探します。くちばしの触覚が重要な役目を果たす採餌法はシギ類に共通のものです。
同じカニをつかまえる場合でもシロチドリの方法はずいぶん違っています。シロチドリは立ちどまってあたりのようすをうかがい、巣から出てきたチゴガニやコメツキガニを見つけると素早く駆け寄って、嘴でつまみ取ります。つまり、シロチドリは目で餌を見つけており、これはチドリ類に共通した特徴です。
ゴカイの捕らえ方もシギとチドリでは違っています。オオソリハシシギは泥の中に長い嘴を差し込んでゴカイを探り当て、それを引っ張り出します。一方、メダイチドリやダイゼンは巣穴から少し頭を出しているゴカイを見つけ、それをつまむと慎重に引っ張って引きづり出します。

P34


34-1 ゴカイを捕らえたムナ

34-2 泥の中を探るオオソリ


ページの先頭へ