わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

枝移りする

野鳥の観察 (2.飛ぶ)

枝移りする

ガイドブック14 野鳥の観察 平成7年3月発行

林にすんでいる鳥たちは、おもに木の小枝を生活の舞台にしています。枝から枝に移る「枝移り」は、小鳥たちの行動の基本動作です。そして、この枝移りが地上でのホッピングのもとになっています。
さて、同じ枝の上を動いていく必要が生じた時には、どんな動き方をする鳥がいるでしょうか。ビンズイはセキレイの仲間なので、枝の上もウォーキングで歩いていきます。キジバトも同じ歩き方をすることがあります。それでは、他の鳥はどうしているでしょうか。

P13-1
★尾を広げる
小鳥類には枝にとまっている時に、パッ、パッと尾羽を広げる動作をする種類があります。ホオジロ類のように尾羽の両側に白い羽のある種類では、その時に白い羽がよく目立ちます。尾羽を広げる動作には仲間に何かの信号を送る役目があるのかもしれません。


P13−2

ページの先頭へ