わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

カサスゲ

湘南の種子植物 (カヤツリグサ科)

カサスゲ

最終更新 1998年5月

Carex dispalata 
(カヤツリグサ科)
休耕田などの湿地に生える多年草。低地に広く分布するが少ない。根茎は長くはい、茎は高さ1mに達する。5ー6月に開花し、頂小穂は雄性で線形、側小穂は円柱形で雌性だがしばしば先端部に雄花がつく。苞は長く鞘はない。雌花の鱗片は紫褐色で中肋は少し伸びてけばだって終わる。果胞はやや外へ曲がる長い嘴を持つ。

カサスゲの穂(内田藤吉氏撮影)

カサスゲ分布




ページの先頭へ