わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

アブラゼミ

鳴く虫・はねる虫 (夏の鳴く虫セミのなかま)

アブラゼミ


Graptopsaltria nigrofuscata (Motschulsky)
(セミ科)
全長5.5〜6cmの大型のセミで、体は黒く前胸背に赤褐色の部分がある。翅は明るい褐色をしている。早い年には7月上旬から声が聞かれるが、7月中旬頃から本格的に鳴き初め、稀に6月の記録もある。午前午後を問わず、ジリジリジリと聞こえる大きな声で鳴き続ける。終認記録は10月に入ることが多く、ごく稀に11月に声が聞かれている。市街地にも多く、都市公園、校庭などで発生しているのは、ほとんど全部がアブラゼミである。またナシ園からも大量に発生する。ぬけがらの多く見つかる場所では羽化の観察も容易にできる。7月下旬から8月上旬頃、夕方現地に行くと、地上の穴から顔を出したり、木の幹などに登っている幼虫を見つけることができる。灯を照らし続けると落ちつかずなかなか羽化の位置を決めないので、離れた注意しているとやがて背中が割れて羽化が始まる。県内の分布は山地を除く全域にくまなく及んでいる。

アブラゼミの成虫

アブラゼミのぬけがら

アブラゼミの抜け殻

あぶらぜみ分布

羽化する場所を探すアブラゼミの幼虫

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