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6平塚空襲時の天気概況

特別展 44万7,716本の軌跡−平塚の空襲と戦災− (4 平塚大空襲−準備された空襲−)

6.平塚空襲時の天気概況


 マリアナ群島グアム基地より目標地平塚までは、おおよそ2,250km、往復約15時間飛行しなければなりません。米軍は、目標の攻撃に際し、マリアナ基地から硫黄島を経て、日本本土まで飛行する攻撃機の航路を安全を期すため、飛行航路に添った雲低・雲頂・雲量に重点を置いた気象断面図や攻撃当日の予報と実際の天候を天気図にしています。作戦時での目標地点平塚の予報は、高度900メートル〜2,400・3,000メートル付近で積雲、3,600メートル〜4,800メートル付近で高層雲、7,800メートル付近で絹層雲であると報告しています。そして高度3,300メートル上空での風の向きは、西南西の風12.5メートルとしていました。攻撃当日の実際の観測による天候は、高度2,400〜5,400メートルの間は雲で覆われていました。がしかし、雲と雲の間は見通しが良く、高度3,300メートル付近での風の向きは西の風20メートルであったといいます。






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