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_縁日と市_お祭りの楽しみ

平塚のお祭り -その伝統と創造- (I)

縁日と市 
 お祭りの楽しみ


 お祭りの楽しみのひとつに夜店があります。近隣の神社祭礼で露店数が最多なのは4月22日の三ノ宮比々多神社で、150店ぐらい出るようです。植木市も健在です。4月18日の高麗の高麗寺マチも植木市で有名です。5月5日の国府祭は、昭和43年までは6月21日で、大矢場に農具市などが立ちました。国府祭が終わると田植えに取りかかり、7月9日の真田の天王さんまでに田植えを終わらせるようにしました。真田神社は藤沢、相模原、小田原方面からも疫病除けの祈願に訪れ、境内には酸漿市、周辺には農具市が立ち並び、その賑わいぶりは現在の七夕まつり以上だったともいわれます。高麗寺マチ、比々多神社例祭、国府祭、真田神社例祭は、かつて市域からも多くの人が出かけた祭りで、いずれも大きな市が立ち、農作業の節目にもなったいたという特色があります。

お祭りの楽しみ
お祭りの楽しみは数々ある。親戚一同が顔を揃えてのんびり過ごす。お嫁さんは実家のお祭りに帰るのが楽しみだった。
 昔から子供は夜店が大好き。露店商がたくさん出る祭りは盛大で、店がさらに人を呼ぶ相乗効果がある。平成16年のお祭りで出店数が多いのは、中原日枝神社の約70店、四之宮前鳥神社の67店、豊田の豊八幡神社の60店、真土神社の50店、大神寄木神社の30店で、いずれも境内は子供たちで賑わう。16年の人気はヒコーキ焼きで、どの祭りも行列ができていた。自治会などの模擬店も人気を集めている。
 演芸会も人を集める。昔ながらの芝居をやる所、舞踊ショー、プロ歌手の歌謡ショー、素人演芸会、マジックショー、ビンゴゲームなどなど。芝居は平塚在住の花柳勝太郎一座。戦後から何十年も市内のお祭りに呼ばれている。勝太郎一座を呼ぶのは真土神社、豊八幡神社、城所貴船神社、北金目神社だが、数年前はもっと多かった。芝居はあまり人気が無いので、舞踊ショー中心に行う。三番叟のために芝居師を呼ぶともいう。豊八幡神社は昔ながらに芝居オンリーで、幕間に太鼓を打ち合う。中原日枝神社は唯一、相模里神楽垣澤社中を呼ぶ。
 プロ歌手の歌謡ショーは、南原、八幡、田村、横内などで催している。人気なのは素人演芸会で、同じ舞踊でも地元の人が出演する方が観客は多い。北金目神社は芝居だけだった時はゴザに3人ぐらいしかいないで淋しかったが、平成12年から地域ぐるみで取り組み、素人の舞踊を多くしたらイスを何席も並べる盛況になったという。べる盛況になったという。

高来神社の植木市 撮影 2004.4.18


比々多神社の太鼓 撮影 2005.4.22


比々多神社の神輿と人形山車 撮影 2001.4.22


金目川で禊ぎする三ノ宮神輿 撮影 2004.5.5


神輿を倒す三ノ宮 撮影 2004.5.5


国府祭の平塚八幡宮神輿 撮影 2004.5.5


田村八坂神社宵宮の演芸会 撮影 2004.7.24


花柳腰太郎の三番叟(城所) 撮影 2005.4.29


花柳腰太郎の芝居(豊田) 撮影 2004.10.2


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