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_田村ばやしの伝承

平塚のお祭り −その伝統と創造− (I)

 田村ばやしの伝承


 田村囃子は今日まで途切れることなく伝承されている。横宿と下町はほぼ同じだが、上町は演奏がだいぶ異なり、笛ではなく大太鼓がリードをする囃子という。
 田村囃子と同系統の囃子は、大神、寒川町一之宮と宮山、海老名市門沢橋、厚木市下戸田へ伝わっている。一之宮へは明治時代に横宿が教え、一之宮から田村は師匠村と呼ばれている。宮山は文化財指定後に下町が教えた。一之宮と宮山とは、互いの例祭に交流している。門沢橋と上町は太鼓が同じで、上町が教えたといわれている。上町は一時笛が途切れ、文化財指定時に門沢橋から教わって受け継いでいる。下戸田と大神も田村が教えたという。このように田村ばやしは周辺地区に伝えられており、他にも藤沢市などの一部などにも、太鼓のリズムや笛のメロディーが部分的に田村囃子と似ているお囃子がある。
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