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万田宮ノ入横穴群

平塚の遺跡

万田宮ノ入横穴群

まんだみやのいりおうけつぐん


萬田字宮ノ入に所在し、大磯町との境に近い愛宕神社裏の谷戸に造られた「萬縄の池」(宮ノ入の池)の南・東斜面に分布しています。横穴墓群は二宮層の凝灰質シルト岩を穿って構築している。調査は昭和56年と58年の二回にわたり、11基の調査が行われました。1回目は5基の調査が実施され、他に2基の存在の可能性が指摘されています。総体的に時期のに新しいものと考えらます。構造的には玄室に低棺座を施すものとないもの、奥壁に造付石棺を施すタイプがあります。2号横穴墓には線刻画が施されていましたが、真偽のほどは分かりません。2回目は6基調査され、七世紀代後半のものが多いです。構造的には玄室に低棺座や高い棺座を施すもの、ないもの、2段の低棺座や造付石棺を施すタイプがあります。6号の奥壁と8号の横穴墓には全体に線刻画が発見されています。知られていなかった本横穴墓群は、標高51mから60mにかけて分布し、七世紀前半から後半にかけて造営されたものです。初期横穴墓は確認されていません。2・6・8号横穴墓で線刻画が検出され、市内で初発見であることに意義があるものと考える。本群は八重窪横穴群とともに古代大住郡高来郷の比定地内に所在したもの推定します。

万田宮ノ入横穴群_線刻画

万田宮ノ入横穴群_線刻画(2)

万田宮ノ入横穴群_線刻画(3)



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